歯科口腔外科
歯科口腔外科は、口の粘膜や舌の外傷や親知らずの抜歯などを行います。親知らずは、前歯の中心から数えて8番目の歯で、最も奥にあります。正式には第三大臼歯といい、10代後半から20代前半に生えることが通常です。
現代人の顎は、食生活の変化の影響で小さくなりつつあるため、親知らずが生えるスペースが不足して、きれいに生えそろわないケースが少なくありません。また、大部分が歯ぐきに埋まっており、一部だけが表面に露出したり、斜めに生えて前の歯を押したりする場合もあります。
親知らずがトラブルを引き起こしている場合は抜歯を検討しますが、抜くべきかどうか悩む方が少なくありません。親知らずのトラブルを放置すると、噛み合わせが乱れたり、むし歯や歯周病のリスクが高くなったりするほか、痛みや腫れで生活に支障をきたす恐れがあります。
親知らずが生えている方は、抜歯すべきかどうか早く判断する必要があるため、まずはご相談ください。
当院の親知らずの特徴
その1 豊富な抜歯経験があるドクターが担当します
親知らずの生え方は千差万別で、経験や技術によって治療結果に差が生じます。当院では、抜歯経験が豊富なドクターが患者さまの負担が少なくなるように抜歯しておりますのでご安心ください。
また、技術や経験を過信するのではなく、事前の診査で親知らずの状態を的確に判断することを心がけております。
その2 歯科用CTで診査・診断の精度を高めております
親知らずを抜くべきかどうかは、事前の診査がとても重要です。レントゲン撮影だけでは十分な情報を取得できないため、歯科用CTを使用して、より詳しく調べております。
歯科用CTは、3次元画像を取得できる検査機器で、レントゲン撮影では確認できなかった範囲まで確認できます。親知らずと神経の位置関係や歯根の経常、顎の骨の厚さまで確認できるため、抜歯の精度が上がります。
その3 感染予防管理の徹底
親知らずの抜歯は外科手術のため、衛生管理が不適切だと術後に細菌感染が起こる恐れがあります。そのため、当院では感染予防管理を徹底しております。
治療に用いる器具の滅菌や消毒のほか、患者さまごとにコップやエプロン交感したり、院内で使用する水の衛生管理まで徹底したりと、ハイレベルな感染予防対策を行っておりますので、ご安心ください。